看護學生である孫が田舎の祖父母宅を訪れる。家族水入らずの靜かな日常の中で、孫は溫かさを感じながらも徐々に違和感を募らせる。電気の消えた部屋や突然変化する家具の配置、祖父母の不自然な行動が積み重なり、やがて孫はこの家に「何か」存在するものを感じ始める。祖父母の深い秘密が明らかになる中で、孫は現実と幻想のはざまで揺さぶられ、「人間の存在」そのものの根幹を疑問視する恐怖に追い詰められていく。